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映画、アニメ、ドラマ、マンガ、書籍、英語読書の感想が3800件以上! レビューは毎日更新します。


採用に強い会社は何をしているか

採用に強い会社は何をしているか ~52の事例から読み解く採用の原理原則
ダイヤモンド社 (2019-04-11)
売り上げランキング: 25,645
いろいろな会社が
採用活動として行っている施策を紹介したもの。


実際の事例を数多く紹介した内容で、
写真も豊富に掲載されており、サクサクと読める。
目を引くための広告や入社後のギャップをなくす工夫、
企業イメージを伝えるものなど、新卒採用・中途採用とも
さまざまな人材募集のやり方があって面白い。


会社を存続させるには常に新しい人材を迎える必要があるが、
各業界で人手不足が叫ばれる中、
定型の募集方法だけではなかなか注目してもらえない。
そういった悩みに対して
参考材料となる募集方法をたくさん学ぶことができる。


後半は採用に関する具体的なアドバイスとなり、
採用活動の効率や成功率を上げるための工夫がわかる。


採用活動に苦労している人事担当者や経営者向けの1冊。

ブスのマーケティング戦略

ブスのマーケティング戦略
文響社 (2018-12-07)
売り上げランキング: 152
自分をブスだと自覚する著者が
自身の価値を高めるために行った努力をまとめたもの。


「マーケティング戦略」というタイトルな上に
そこかしこに市場への商品売り込みの用語が出てくるが、
この本はビジネス本や自己啓発本ではなく、極上のエッセイだ。


自他ともに認める「ブス」ということで
普通なら卑屈になりそうなところだが、
自身や市場を客観的に分析した上で
どうすれば自分の居場所を確保できるかを
全力で考えているところが面白い。


著者の理論的な戦略や諦めずに行動する姿勢は
ブスな人に限らず、どんな人でも見習いたいところ。
前向きに努力し続けるパワーを味わって欲しい。

マンガでわかる 会社の設立・運営

カラー版 マンガでわかる 会社の設立・運営
西東社 (2016-12-01)
売り上げランキング: 206
会社を設立するときの手続きや注意点などを
マンガと文章で説明したもの。


起業という行動を促す本は多いが、
実際に会社を作るときの具体的な作業を
細かく並べた解説マンガは珍しく、
「仲のいい者同士で会社を作ろう」と安易に考える人に
もう一度、覚悟を問う存在としては貴重。


残念なのはマンガはあくまでストーリー展開のみで、
具体的な手続きや解説は文章ページで行っていること。
細かい資料部分はともかく、
主要な解説はマンガで行うよう徹底して欲しかった。


煩わしい手続きや細かいルール、
必要な諸経費などの細かい部分までカバーしており、
会社の設立を考えたことがある人なら一読する価値はある。

世界一やさしい問題解決の授業

世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく
渡辺 健介
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 284
問題を解決するときの考え方について説明したもの。


中高生向けに優しく書かれているが、
問題の原因を突き止めるための切り分け方や
仮説を検証するための手順などは
ビジネスに関わる人にも必須の内容。


具体的な事例を使って問題に取り組む流れも紹介されており、
どういう考え方で原因を追及していけばいいかがよくわかる。
論理的な思考が身についていない人は
まず本書でその型を学ぶとよい。


100ページあまりのボリュームで
ロジカルシンキングの基本を知ることができる良書。

いま君に伝えたいお金の話

いま君に伝えたいお金の話 (幻冬舎単行本)
幻冬舎 (2018-09-05)
売り上げランキング: 10,038
村上ファンドを創設してさまざまな話題を集めながらも
2006年にインサイダー取引の容疑で逮捕された村上世彰
子供向けにお金について解説したもの。


前半はお金に関する基本的な理屈の説明で、
後半になると投資家の経験を踏まえた経済の話に移っていく。
やや難しめの話もあるが、
高校生ぐらいなら理解できるレベルになっており、
大人に出る前に社会がどのように動いているかを意識するには悪くない内容。


著者の逮捕歴や子供向けに投資の話をすることを
気にする人がいるかもしれないが、
実際問題として銀行預金だけでは資産形成ができないわけで、
若いうちから投資の仕組みや必要性を知っておくのは重要だろう。


本書で社会経済に興味が出た人には
合わせて「未成年のうちに聞きたかったお金の話」も読んで欲しい。


【関連作品のレビュー】
生涯投資家

ピロリ菌やばい

ピロリ菌やばい ([テキスト])
堀江 貴文
ゴマブックス (2018-04-30)
売り上げランキング: 153,712
ホリエモンこと堀江貴文
胃がんの主な原因となるピロリ菌について
検査の有用性を説明したもの。


書籍として販売されているものの検査キットが付属しており、
尿を採取して郵送することでピロリ菌の有無が通知される仕組み。
検査には別途2500円が必要となるが、
書籍内で指示される支払いサイトはサービスを終了しているため、
予防医療普及協会のサイトで支払い手続きをする必要がある。


書籍の方は小冊子という印象で全部で80ページほどしかないが、
誰にでもわかりやすい文章で理解しやすく、
胃がんの99%がピロリ菌によるもので
がん治療をするよりもよっぽど負担が小さいことがよく伝わってくる。
本という形で検査キットを広める手法は大正解のように思う。


手軽な尿検査だけでチェックできるし、
若いうちに検査を済ませておく方がいいということなので、
いろいろな人に手に取って欲しい1冊。

しょぼい起業で生きていく

しょぼい起業で生きていく
イースト・プレス (2019-01-11)
売り上げランキング: 245
いろいろな店舗の経営した経験を持つ著者が
気負わない気軽な起業を提唱したもの。


初期投資やランニングコストなど
経営の負担になるようなものを減らして
生活の延長のような気持ちでやればいいという主張には
ある程度納得できるものの、
実際問題としてはかなり厳しいだろうという印象。


このスタンスで成功するなら
店舗付き住宅が並ぶ商店街はどこも苦労していないはずだし、
生活していくには定期収入を生む必要があるわけで、
やはり一定の収益を上げる工夫や経営力は欠かせないだろう。


中盤からは100万円の支援を受けて開店した
しょぼい喫茶店」の状況が書かれているが、
運よく人と金と話題が集まったおかげにも思えるので、
サンプルが一例だけだとこのやり方がどこまで通用するのかわからなかった。


スタートアップが生まれにくい日本において
起業へのハードルを下げたいという想いには賛成だが、
もう少し具体的にどんな行動と知識が必要かを挙げて欲しかった。

動画広告 作成&活用

動画での広告について
その効果や注意点などをまとめたもの。


YouTubeをはじめとする動画コンテンツの浸透によって
テレビCMほどのコストをかけなくても
動画広告を流すことができるようになったが、
特性を理解した上で作る必要があり、
そのあたりのポイントをおさえている。


ただ前半は本として非常に読みづらく、
冗長的な説明がダラダラと書かれている印象で、
どこが重要な情報なのかを読み取りづらかった。


中盤は撮影した動画の編集方法について
具体的なアプリの使い方が紹介されているので、
そういった経験がない人にも親切で参考になる内容。


後半は作った広告動画をどのように発信していくかを
各SNSの特徴を踏まえながら説明していく。
それぞれかなり具体的に書かれているので
実際の業務での参考になるだろう。


抑揚がなく本として読みにくい印象なのは残念だが、
動画広告を流す具体的な予定がある人には
実践的な内容が多くて参考になる1冊。

寄生蟲図鑑 ふしぎな世界の住人たち

寄生虫のさまざまな生態について解説したもの。


1冊まるごと気色の悪い寄生虫のオンパレードだが、
いろいろな生物に侵入して
最終目標への到達を目指すいろいろな戦略が興味深い。


ひとつひとつの解説があっさりで読みやすく、
点描のような迫力あるイラストとともに
テンポよく読み進められるのがよい。


予想もつかない生態の寄生虫が多く、
生物に興味がない人でも怖いもの見たさで楽しめる本。

借金は身を滅ぼす

借金は身を滅ぼす
借金は身を滅ぼす
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青島
主婦の友社
売り上げランキング: 651,203
パチスロにハマッてしまった著者が
どんどん借金を膨らませていった大学生活を記録したもの。


メールマガジンとして配信されていた日記をまとめたものだが、
ズルズルと借金を積み重ねていく毎月の様子が
端的に伝わってきて非常にリアル。


現金が手に入ったときに、借金の返済よりも
新たなギャンブルを優先してしまう異常性が強烈で、
客観的に見るとどう考えて悪手なのだが、
中毒症状でどうしようもなくなっていることが伝わってくる。


中毒者の生き様をリアルに追体験できる内容で、
借金を積み重ねている人やギャンブルに頻繁に通っている人に
ぜひ読んでもらいたい1冊。

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