レビューブログ【レブログ!】

映画、アニメ、ドラマ、マンガ、書籍、英語読書の感想(ネタバレなし)が5000件以上!


池袋ウエストゲートパーク(I.W.G.P.)<全11話+スペシャル>

池袋西口公園の近くに住む若者たちが
身の回りで起きるいろいろなトラブルに対処していく話。


序盤こそ迷惑行為を繰り返す描写があるが、
徐々に仲間を助けたり悪を成敗したりと
応援したくなる流れになっていく。
金も頭脳もない主人公だが、思いやりと根性を糧に
周囲の協力をうまく活かして解決していく展開が面白い。


ほぼ1話完結型なので毎回区切りのいい終わり方をするし、
同じ監督が手がけた「TRICK」と同様の間抜けなノリが楽しい。
それでいて大筋のシリアスな雰囲気に目が離せなくなる。


個性的なキャラクターとテンポのよさで
退屈せずに観ることができる良作。

ジュラシック・ワールド 新たなる支配者

炎の王国」に続くシリーズ6作目で、
恐竜たちがあちこちに棲みついた世界を舞台に、
さらわれた少女と恐竜を助け出そうとする話。


ジュラシック・ワールド」から始まる3部作の完結編となり、
前2作までの流れや人間関係を引き継いでいるため、
これまでの内容を把握していないと理解できない。


恐竜たちはとても特撮と思えない存在感で素晴らしいが、
反面、彼らと遭遇するシチュエーションや見せ方は
過去作品で見たようなものばかりで新鮮味がない。


人間同士の敵対関係もぼんやりとしていて
全体的にその場その場の危機にドタバタするばかり。
結局、どこにも面白さが感じられない3部作だった。


【関連作品のレビュー】
ジュラシック・パーク
ロスト・ワールド ジュラシック・パーク
ジュラシック・パーク3
ジュラシック・ワールド
ジュラシック・ワールド / 炎の王国

機動戦士ガンダム 水星の魔女<1~12話>

水星で育ったガンダム開発者の娘が
モビルスーツに関わる技術を学ぶ学園に編入する話。


数多くの作品があふれるガンダムシリーズだが、
本作は過去作品を知らなくても理解できるようになっており、
歴史的背景や世界設定、登場人物などの予備知識は不要。
ロボット兵器について学ぶための学園ものとして
独立した作品と割り切って観ることができる。


引っ込み思案ながらモビルスーツを扱う能力に長け、
不思議と応援したくなる主人公のキャラクターもよくできているし、
ひとつの学校を舞台にしながらも
バトル、ラブコメ、友情、親子愛、成長、SFと
いろいろなジャンルの面白さが融合しているのもよい。


落ちこぼれの主人公が努力していく中に
ふと容赦のないシリアスな描写が含まれるなど
トップをねらえ!」を連想するような作風で、
ガンダムシリーズに躊躇していた人にも楽しめるよう仕上げた良作。


【関連作品のレビュー】
機動戦士ガンダム(テレビアニメ)
機動戦士ガンダム<劇場版1>(アニメ)
機動戦士ガンダム<劇場版2>哀・戦士編(アニメ)
機動戦士ガンダム<劇場版3>めぐりあい宇宙編(アニメ)
機動戦士Zガンダム<劇場版1>星を継ぐ者(アニメ)
機動戦士Zガンダム<劇場版2>恋人たち(アニメ)
機動戦士Zガンダム<劇場版3>星の鼓動は愛(アニメ)
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(アニメ)
機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争(アニメ)
機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY(アニメ)
ガンダムビルドファイターズ(アニメ)
機動戦士ガンダム THE ORIGIN(マンガ)
機動戦士ガンダム 黒衣の狩人(マンガ)
機動戦士ガンダム サンダーボルト(マンガ)
トニーたけざきのガンダム漫画(パロディマンガ)
ガンダム芸人(アメトーークの企画)
ガンダム芸人 vs 越中詩郎芸人(アメトーークの企画)
逆襲のガンダム芸人(アメトーークの企画)

デスペラード

ギターケースに武器を隠して
ギャングのボスを探す男を描いた話。


シンプルな筋書きなのでアクションがウリなのかと思いきや、
戦闘シーンはやたらと雑な戦い方でばかり。
銃は無駄撃ちばかりで鮮やかさに欠けるし、
敵の攻撃に身を晒すような意味不明な立ち回りも多い。


かといってキャラクターに魅力があるわけでもなく、
何を見どころにしたいのかがよくわからなかった。


【関連作品のレビュー】
エル・マリアッチ

エスケープ・ルーム2:決勝戦

過去のゲームで生き残った者たちが集められ、
新たな脱出ゲームに巻き込まれる話。


命をかけた謎解きを無理強いされる設定だが、
どのゲームも危険が迫る状況ばかりが強調されて
頭を使って攻略法を探る面白さが感じられない。
登場人物はわめくばかりですぐパニックになるし、
主人公の親友は文句ばかりで特にうるさい。


クリアに失敗したのに死んでいなかったり、
ちゃんと解けたにも関わらず出口が封鎖されたり、
妙な場所から無理やり脱出したのに結局合流したりと、
脱出ゲームとして腑に落ちない要素が多すぎる。


ただのパニックホラーを描きたいなら
わざわざ脱出ゲームを舞台にする必要はないし、
謎解きを題材にするなら
きちんとゲームで楽しませて欲しいところ。
前作同様、つまらないデキだった。


【関連作品のレビュー】
エスケープ・ルーム

やがて海へと届く

身近な人が突然いなくなり、
気持ちの整理ができない女性を描いた話。


全体的に淡々とした作風で、
主人公の心情に感情移入できないと
刺激が少なすぎてかなり退屈に感じる内容。
長々と引っ張った割にたいした結末もなく、
登場人物のキャラクターにも魅力を感じない。


原作小説や出演者たちに相当の思い入れがないと
この内容で2時間越えはとても耐えられないだろう。

グリンチ<2018年公開アニメ作品>

グリンチ (吹替版)

グリンチ (吹替版)

  • ベネディクト・カンバーバッチ
Amazon

クリスマスが大嫌いな緑色のモンスターが
村人が楽しみにしている夜を台無しにしようとする話。


コミカルな動きが楽しい場面もあるが、
非常にシンプルな筋書きな上に
主人公ひとりを映したシーンばかりなので
どうにも見応えが少なくて退屈。


また、さんざんひねくれていた主人公が
改心するきっかけがあまりに弱く、
あそこまで周到に計画しておいて
あっさり心変わりするのは腑に落ちないし、
村人側が怒りもせず受け入れるのも能天気すぎる。


子供向けのシンプルな作品とはいえ、
もう少し見どころや説得力が欲しかった。

流浪の月

流浪の月

流浪の月

  • 広瀬すず
Amazon

幼い少女を誘拐した小児性愛者として逮捕された青年と
保護された被害者の15年後の様子を描いた話。


刑期を終えても加害者に対して根深く残る偏見と、
同情と好奇の目にさらされる被害者の様子がかなり生々しい。
長い年月が経ってもデジタルタトゥーとしていつまでも情報が残り、
ふとした瞬間に話題にされる居心地の悪さがリアル。


俳優たちの熱演が素晴らしくて見応えがあるが、
複雑な思いを抱えた登場人物の心理を
じっくりと丁寧に描いていく作品だけに
2時間半というボリュームがかなり長く感じる。


ずっと辛い気持ちを味わわされるので好みが分かれるが、
社会から追い出される苦しみがリアルに感じられる作品。

神々の山嶺(いただき)<2021年公開アニメ作品>

登山家でもあるカメラマンが
同じく登山に取り憑かれた男を追う話。


登山に対する病的な執着心や想いが味わえた原作小説に比べ、
1時間半という映画としての時間的な制約のためか、
妙にあっさりした印象を受けた。


メインキャラクターとなる2人の男は
印象が似ていて区別がしにくいし、
掘り下げ方が足りないせいで魅力も薄い。


エベレスト登頂という独特な題材なだけに、
馴染みのない人たちでも強烈に惹きつけるような
原作のインパクトをうまく表現できなかったのは残念。


【関連作品のレビュー】
神々の山嶺(小説)

キングダム2 遥かなる大地へ

秦軍に加わった主人公が5人チームの一員として
敵に攻め込んでいく話。


前作は非常に没入感が高くて面白かったが、
今回はチームの一員として行動する流れなのに
指示を効かずに単独で自分勝手に動く様子が
かなり無茶苦茶に思えてしまった。


上官に対してやたら無礼で生意気な態度を取ったり、
敵のど真ん中に飛び込む無謀な戦い方をするのは
マンガだと気にならなくても
実写だとリアリティに欠けて感情移入しにくい。


羌瘣(きょうかい)の過去が語られる場面も
時間をとりすぎて退屈に感じるし、
全体的に映画としてはカタルシスが弱かった。


まだまだ続きそうな終わり方だったが、
60巻以上も続く原作をすべて映画化するのは無理なのだから、
単体で楽しめるエピソードをうまく抜き出して欲しかった。


【関連作品のレビュー】
キングダム(実写映画)
キングダム(マンガ)
キングダム(アニメ)

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