レブログ!

映画、アニメ、ドラマ、マンガ、書籍、英語読書の感想が4600件以上! レビューは毎日更新します。


新宿スワン

新宿の歌舞伎町を舞台に
水商売や風俗業の斡旋をするスカウトマンと
彼に取り巻くさまざまな人間模様を描いた話。


女性をいかにうまく勧誘するかという営業マンのような話から
風俗嬢のトラブル、競合組織の勢力争いまで
いろいろな方向に話が展開して面白い。
どのキャラクターも個性的で整理がしやすく、
割と登場人物が多いのに混乱することがなかった。


2時間20分ほどとかなり長い構成だが、
テンポが早い上に山場が多いので
退屈する暇なく最後まで楽しむことができた。


歌舞伎町という世界観をうまく活かし、
緊迫感のあるやり取りとスピード感が味わえる良作。

知ってるワイフ<2021年日本ドラマ版・全11話>

ヒステリックな妻との生活に嫌気がさした男性が
過去を書き換えて別の女性と結婚する人生を歩む話。


現状に不満を感じて、人生の分岐点を選び直すという筋書きだが、
そもそも妻が腹を立てているのは
自分勝手でいい加減な主人公の言動が原因なので、
どうにも感情移入しにくいのが難点。


過去を変えて新たな妻と夫婦となったあとも
基本的に主人公の適当な言動がすべての原因になっているため、
過去や妻のせいにするのではなく
自分自身を改めるべき、という気持ちしか湧いてこない。


また、似たような展開を繰り返すばかりでテンポが非常に悪く、
1話観終わってもほとんど話が進んでいないことが多い。
途中にあったいろいろな場面も伏線として活かされないままだったし、
11話もかけて結局こんなまとめ方なのかと思うような終わり方で、
いろいろな要素が無駄に感じるドラマだった。

レッド・ノーティス

f:id:IKUSHIMA:20211202092634j:plain


作品情報:
https://www.netflix.com/jp/title/81161626


とある秘宝を狙う最強の美術品泥棒を捕まえるため、
FBI捜査官と2番手の泥棒が手を組む話。


峰不二子を追うために銭形警部とルパン三世が協力するような話で、
映像やアクションは非常に派手で目を引くが、
ストーリーがやや散らかっている印象。
どこを省いても成立するようなブツ切りの場面が多く、
代わり映えのしない展開が続くのは残念。


何も考えずに気楽に楽しめるレベルには仕上がっているが、
コストがかかった贅沢な造りの割に深みのない作品だった。

フィアー・ストリート Part2 : 1978

f:id:IKUSHIMA:20211201180959j:plain


作品情報:
https://www.netflix.com/title/81334749


前作の16年前に舞台を移し、
若者たちが集まるキャンプ場で起きた殺戮事件を描いたもの。


スピード感と迫力にあふれた前作と違い、
なかなか事件が起こらないテンポの悪さや
整理しにくい登場人物のせいでかなりイマイチなデキ。


斧で惨殺していく様子はインパクトがあって悪くないが、
画面が暗すぎて状況がわからない場面が多く、
恐怖を感じる機会が失われているのが残念。


画面も筋書きも登場人物もごちゃごちゃしたせいで
スッキリと楽しむことができない仕上がりだった。


【関連作品のレビュー】
フィアー・ストリート Part1 : 1994

星の王子ニューヨークへ行く

とある王国の王子が贅沢な生活を離れて
ニューヨークに花嫁探しをしにくる話。


ものすごい資産を持ちながらも
自主性や生活力を身につけるために
身分を隠して振る舞おうとする王子だが、
端々から感じる常識知らずな部分や
庶民の生活に感激する様子が面白い。


父親公認の恋人がいながら
別の男性と交際をするという文化はよくわからないが、
王子の純粋で博愛主義なキャラクターは
非常に感情移入しやすく、好感が持てた。


シンデレラストーリーを王子側の視点で描いた良作。


【関連作品のレビュー】
僕らを作った映画たち(ドキュメンタリー)

細雪(ささめゆき)<1983年公開版>

名家を継ぐ4姉妹の身の回りに起きる
いろいろないざこざを描いた話。


冒頭から登場人物が一気に現れ、
4姉妹の年齢だけでなく
それぞれの夫婦関係や愛称がわからないうちから
どんどん話が進むので混乱させられる。


また、チクチクと文句を言い合う場面が多く、
いまいち観ていて面白さを感じないし、
誰かに感情移入できるわけでもない。


2時間20分という大作ではあるが、
これなら現代版にアレンジされた「平成細雪」の方が
人を選ばず楽しめるように思える。


【関連作品のレビュー】
平成細雪(テレビドラマ)

トータル・リコール<1990年公開版>

トータル・リコール [Blu-ray]

トータル・リコール [Blu-ray]

  • アーノルド・シュワルツェネッガー(屋良有作・玄田哲章)
Amazon

酸素の限られた火星に植民地が築かれた近未来を舞台に、
自分の中に隠された記憶があることに気づいた男の話。


1990年の作品だが特撮はなかなかに凝っていて、
容赦のない残酷描写と相まって
アクション映画として見せ場が多いのが素晴らしい。
何度も命の危険に遭いながらもスカッとさせてくれる。


未来的な要素の中に権力者に虐げられた弱者の存在があり、
マンガ「銃夢」を思わせるような世界観も魅力的。


緊迫した状況を強引に突破していく主人公が痛快で、
最初から最後まで退屈せずに楽しめる傑作。


【関連作品のレビュー】
トータル・リコール(2012年公開版)

ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒

未知の生物を探し求める男性が
イエティに会いたいというビッグフットの願いを叶えるため、
彼を連れて旅をする話。


ストップモーションアニメとしてのクオリティは素晴らしく、
すべてCGで作ったような滑らかさを感じるが、
ストーリーとしてはあまり引き込まれる部分がなく、
特に笑える場面もハラハラする場面も見当たらなかった。


映像表現としては手間をかけたクオリティの高い仕上がりだと思うが、
映画としては特に記憶に残らない平凡な内容だった。

ハイスコア:ゲーム黄金時代<全6話>

f:id:IKUSHIMA:20211124192150j:plain


作品情報:
https://www.netflix.com/title/81019087


1980~1990年代半ばのゲーム業界について、
当時のクリエイターやプレイヤーの
インタビューとともにまとめたドキュメンタリー。


アーケードゲームから家庭用ゲーム、パソコンゲームも含めて
当時のアメリカで各ゲームがどんな存在感を示したのかが
アメリカ人から見た視点で語られている。


ただ、特定のゲームや開発者の話に限定されすぎていて
ゲーム業界全体の動きやその後に与えた影響などが読み取れず、
ブツ切りのエピソードを寄せ集めたような印象が強い。


日本のゲームに関する話題も多々登場するが、
アメリカでの呼び名や扱われ方で紹介されるため、
日本人にとってはややわかりづらく感じる部分も多い。


もっと業界全体をとらえた構成を期待したが、
特定のゲームの関係者の思い出を
エピソードごとに振り返るだけの内容だった。


mclover.hateblo.jp
mclover.hateblo.jp
mclover.hateblo.jp
mclover.hateblo.jp

パターソン

パターソン [Blu-ray]

パターソン [Blu-ray]

  • アダム・ドライバー
Amazon

変化のない毎日を送りながら
ノートに自作の詩を書き留めるバス運転手の話。


特に大きな事件が起こるわけでもなく
ひたすら淡々とした場面が続くばかりなので、
主人公のキャラクターや
作中で語られる詩に興味が持てないと非常に退屈な作品。


人のいい主人公は好感が持てるものの
あってもなくても変わらないようなエピソードが続き、
映画としては刺激がなさすぎて面白くなかった。

総アクセス数