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映画、アニメ、ドラマ、マンガ、書籍、英語読書の感想が5000件以上!


生きてるだけで、愛。

躁鬱病のために社会から孤立している女性と、
彼女をなだめながら一緒に暮らす男性の話。


躁鬱病の主人公を演じる女優がめちゃくちゃにうまく、
非常に説得力のある言動や仕草が目を見張る。
意欲はあるのにどうしても遅刻が治らなかったり、
注意散漫な自分に苦しむ様子が強く伝わってくる。


周囲からは怠慢や生活の乱れを疑われてしまう精神障害だが、
本人にとってはどうにもならないのがよくわかる内容で、
ともに生活する身近な人まで影響を受けて
精神的に不安定になっていく様子もリアル。


全編にわたって心苦しい思いを味わう内容だが、
鬱病や過眠症の人の気持ちを追体験できる良作。

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ<2022年公開版>

同名の名作ゾンビゲームを実写映画化したもので、
ゾンビが大発生して混乱する街の中で
事態を収拾しようとする警察官たちを描いた話。


シリーズの中でも特に「バイオハザード1・2」をベースにしたものだが、
ビジュアルの再現にこだわっているように見えて
一部のキャラクターの風貌や性格が違いすぎるのは気になる。


また、ゲームの序盤とクライマックスだけを抜粋したような構成なので
映画としては話の全体像がわからなさすぎるし、
ゾンビたちにさんざん苦労したくせに
最後はやたらあっさりと終わってしまう印象。


ゲーム作品のファン向けにしてはモヤモヤする部分が残るし、
ホラー映画としては登場人物が多すぎるし、展開も古臭い。


長く続いた旧作シリーズをリブートした割に
なんとも中途半端な仕上がりになってしまった。


【関連作品のレビュー】
バイオハザード(2002年公開映画)
バイオハザード2 アポカリプス(映画)
バイオハザード3(映画)
バイオハザード4 アフターライフ(映画)
バイオハザード5 リトリビューション(映画)
バイオハザード:ザ・ファイナル(映画)
バイオハザード ディジェネレーション(CG映画)

パラレルワールド・ラブストーリー

記憶に関する研究を続ける青年が
親友や恋人に関する思い出が曖昧になっていく話。


異なる状況の現実が交錯することと
同じ人物を名字で呼んだり名前で呼んだりする関係で
情報が整理しにくく混乱するが、
その割に最終的に明かされる全貌が
そこまで驚かされるものではなかった。


また、ヒロインが行った行動の動機が弱く、
真相を支えるための説得力がイマイチなのが残念。
ラブストーリーを掲げながらも
肝心の2人が身勝手すぎるのでモヤモヤする。


大げさなタイトルに見合うほどの面白さがなく、
わかりにくさや納得できない部分ばかりが気になった。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム

ファー・フロム・ホーム」に続くシリーズ3作目で、
正体がバレた上に殺人を犯した汚名を着せられた主人公が
なんとか事態を収拾しようとする話。


前作の直後から始まる上にドクター・ストレンジも登場するが、
さらに旧3部作アメイジング2部作も含めて
スパイダーマンシリーズを強く意識した内容。


ストーリーとしては主人公の過失や判断がすべての元凶になっており、
余計なことをしなければ被害がほぼゼロで済んだことを考えると
どうにも感情移入しにくい筋書きなのが残念。
やたら甘い考え方のせいで問題が起きることにイライラする。


ただ、映画としてはかなり贅沢な造りになっており、
関係する予備知識を持っている人にとっては
非常に新鮮な楽しみ方ができる。
他作品ではそう簡単に真似できない構造なので
そういう意味では一見する価値がある。


アベンジャーズ」シリーズの余韻はかなり薄まっており、
あくまでスパイダーマンのシリーズ最新作として楽しめる1本。


【関連作品のレビュー】
スパイダーマン : ホームカミング(映画)
スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(映画)
ドクター・ストレンジ(映画)
スパイダーマン(2002年公開映画版)
スパイダーマン2(映画)
スパイダーマン3(映画)
アメイジング・スパイダーマン(映画)
アメイジング・スパイダーマン2(映画)
アルティメット・スパイダーマン(アニメ)
スパイダーマン:スパイダーバース(映画)
キャプテン・アメリカ / ザ・ファースト・アベンジャー(映画)
キャプテン・アメリカ / ウィンター・ソルジャー(映画)
シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ(映画)
アベンジャーズ(映画)
アベンジャーズ / エイジ・オブ・ウルトロン(映画)
アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー(映画)
アベンジャーズ / エンドゲーム(映画)
アイアンマン(映画)
アイアンマン2(映画)
アイアンマン3(映画)
インクレディブル・ハルク(映画)
マイティ・ソー(映画)
マイティ・ソー / ダーク・ワールド(映画)
マイティ・ソー バトルロイヤル(映画)
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(映画)
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(映画)
アントマン(映画)
エージェント・オブ・シールド(テレビドラマ)

傷だらけの悪魔

田舎に転校した女子高生が
以前いじめていた同級生と再会したことで
周囲の生徒からのいじめに遭っていく話。


いじめていた同級生が悲劇を装ったことで
周囲から孤立する雰囲気を作る序盤も悪くないが、
執拗ないじめに耐えきれなくなって
反撃していく後半も痛快で面白かった。


単に弱者が反撃するという単純な設定ではなく、
主人公にも過失があって
必ずしも正義と言えない部分も味わい深い。


高校生特有の空気感が
絶妙にいじめにつながっていく流れをリアルに描いた良作。

インビンシブル -無敵のヒーロー-<全8話>[DVD情報なし]

犯罪者や侵略者から人々を守るヒーローチームと
同様の力を受け継いだ少年の話。


アベンジャーズジャスティス・リーグ
X-MENなどを思わせるヒーローが多数登場し、
個性的な能力を活かして活躍するのも面白いが、
第1話のラストからの展開が衝撃的。


友情や恋愛を少しトッピングしたヒーローものと
スリラーとしての怖さが合わさった作風が素晴らしい。
ザ・ボーイズ」を彷彿とさせる壮絶な残酷描写で、
悪意を持った者の恐怖を容赦なく感じさせてくれる。


パワーとスピードを感じさせる戦闘シーンも迫力で
アクション映画としてのカタルシスも十分味わえるし、
作中のいろいろな描写に説得力がある。
毎回のタイトル表示も最高にカッコいい。


登場人物は多いが、見た目がしっかり差別化されているので
混乱せずに観ることができるし、
以前のエピソードを伏線としてうまく活かしたユーモアも面白い。


アメコミヒーローの世界観に
サイコホラーを絶妙に融合させた傑作。

岬のマヨイガ

東日本大震災が起きた東北地方で
少女たちと老女が一軒家に住み始める話。


言葉が発せない少女、不思議なことが起こる家、
父から逃げ出した主人公、人間に協力する河童、
封印が解けた洞窟、村の祭りや妖怪たちなど
いろいろな要素を詰め込みすぎて話にまとまりがない。


物語がどこに向かっているのかが見えてこず、
何が問題になっていて
それが解決に向かっているのかどうかが伝わってこない。


10分ごとに別の作品をつなげたようなバラバラ具合で
とても観ている側に理解させようと考えていない造り。
あまりに独りよがりで意味のわからない作品だった。

範馬刃牙<全12話>

範馬刃牙 Blu-ray BOX

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  • 島﨑信長: 大塚明夫
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バキ」の第2シーズンの続編で、
強い男との出会いを求めて刑務所に入る話。


今回は刑務所という閉鎖的な場所でのケンカとなるが、
相変わらず無茶苦茶な設定とバトルが楽しめる。
互いにハッタリをかましながらぶつかり、
一方が瀕死になったかと思いきや復活するという
定番の展開はこれまでと同様。


バトルの展開には大きな変化はないが、
バリエーション豊かな表現と演出には感心させられる。
これまでのシリーズが好きな人向け。


【関連作品のレビュー】
バキ(アニメ)
グラップラー刃牙(マンガ)

おんなのこきらい

男性に媚を売ってチヤホヤされることが大好きな女性が
いろいろな人に振り回される話。


同性から嫌われることをものともせずに
男性に愛嬌を振りまいて
好意を持たれることを生きがいとする主人公だが
結局、いいように弄ばれる様子が描かれるだけで
どこにも面白さを感じることができなかった。


モテる女性の狡猾さが味わえるわけでもないし、
心を入れ替えて生まれ変わる爽快さがあるわけでもない。
登場人物全員が不幸になるだけで
見どころがどこにあるのかよくわからない作品だった。

プリズナーズ・オブ・ゴーストランド

銀行強盗に失敗して捕らえられた男が
権力者の娘を連れ戻す任務を負わされる話。


西部劇と時代劇を混ぜたような独特な世界観だが、
もったいぶった見せ方をするばかりで魅力がない。
舞台設定や人間関係の説明もほとんどなく、
ただなんとなくの雰囲気を味わうことしかできない。


感情移入できるキャラクターもいないし、
興奮するアクションが見れるわけでもない。
独りよがりで何の面白味もない作品だった。

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