「オタキング」と呼ばれる岡田斗司夫が
117キロあった体重を50キロほど落とした
レコーディングダイエットについて書いた本。
なぜダイエットすべきなのか、という話から始まり、
自分の価値を上げる手段においてダイエットとそれ以外の比較、
また、レコーディングダイエットと各種ダイエット法との比較をした上で
具体的な減量の流れを説明していく。
意外にもダイエットの内容そのものよりも
ダイエットの必要性を論理的に説明した第一章が何より面白い。
文章が読みやすく、説得力があり、うなずける部分が多い。
この本を読んだ人が同様にダイエットに成功するかはわからないが、
日々の食事内容を記録することに慣れ、
そこからカロリーを意識することに慣れ、
そして徐々に調整していく、という
レコーディングダイエットを生み出した功績は大きい。