マンガ家養成のための専門学校に通う26歳の主人公が、
マンガ家に強い憧れを抱きつつも
いろいろな理由をつけてマンガをちっとも描かないという内容。
そのくせやたらと批評家を気取ったり
上から目線で判断したりする性格で、
マンガに限らず、クリエイター系には必ずいる人種。
立派なマンガ家になるために一心不乱に努力を続ける
「バクマン。」の対極にある作品。
偉そうな割に努力しない主人公にはイライラさせられるが、
その痛々しさを味わったり
「こういうやつ、いるいる」と楽しむためのマンガ。
ただし、痛々しさを面白がるのは1巻の間ぐらいで、
それ以降は「描かないのにマンガに対する理屈だけは一人前」が
良い方に働くエピソードも展開される。
不思議と憎めなくなる瞬間もあり、面白い。オススメ。
mclover.hateblo.jp
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