リリイ・シュシュという歌手が好きな中学生を主人公にした話。
タイトルも有名で、一部に絶大なファンがいる作品ではあるが、
全編に渡って胸糞悪い内容が続き、何が面白いのかがまったくわからない。
中だるみも激しく、ひどく退屈な場面もある。
常にイジメのシーンを見せつけられるし、それがリアルだとも思えない。
あまりに救いがなく、後味が悪いだけなので
何のためにこの映画を観るのかが理解できない。
挿入されるリリィ・シュシュの歌は確かに魅力があるが、
プロモーション作品としては長すぎるし、不愉快なだけ。
ただショッキングな内容を盛り込んで
雰囲気を作っているだけにしか思えなかった。
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