アメコミヒーローを主人公にした映画「デアデビル」に登場し、
途中で殺されたヒロインが、蘇生して暗殺者となった話。
予備知識が必要な場面や設定は皆無なので
「デアデビル」は観ておかなくてもいいが、
観ていた人にとっても意味がわからない説明不足の部分が多く、デキはかなり悪い。
序盤がひどく退屈で、大きな展開がないまま時間を浪費するし、
やっと盛り上がるかと思う場面になるとストーリーに無理が出てくる。
そもそも腕の立つ暗殺者であるはずの主人公が
2人に手助けする理由がなく、この展開はあまりにも唐突。
主人公の持つ能力やが蘇生できた理由の具体的な説明がなく、
何か優れているのかがよくわからないし、
仰々しく登場した敵たちがあっさりとやられすぎ。
わざわざスピンオフ作品として作った割に魅力がなく、
相当にひどい仕上がりになってしまっている。
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