同名のマンガを原作とした実写映画で、
市役所の職員と少女が、ある男性と犬が旅した軌跡をたどって行く話。
泣けるマンガとして話題になった原作に対し、
非常に退屈な仕上がりになってしまった。
男性や犬の素姓が明かされないままストーリーが展開するが、
肝心の犬がかわいくも賢くもなく、
また男性の方も図々しかったり、人に無茶を頼んでばかりで
どうにも感情移入できない。
原作と違って、市役所職員の目線で男性の行動を追っていくが、
唐突に行動を共にすることになった少女なども
リアリティがなさすぎて不自然だった。
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