「ドラゴン・タトゥーの女」の続編で、
世界中の核兵器を操作できるようになるハッキングツールをめぐる話。
原作小説で4作目にあたる内容を実写化したものだが、
ストーリーとしてはほぼ独立しているので
前作で出てきた主人公リスベットと
ジャーナリストのミカエルさえ知っておけば理解できる。
ただ、2人の俳優が変わってしまっているのは残念。
全編にわたって迫力とスピード感のある展開で、
敵に対して容赦のない戦い方が痛快だし、
常に緊迫感が感じられて惹きつけられる。
「ミッション:インポッシブル」や
「007」あたりのシリーズが好きな人向けで、
前作よりもわかりやすいストーリーで
誰にでも楽しみやすいものに仕上がった良作。
【関連作品のレビュー】
ドラゴン・タトゥーの女
ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
ミレニアム2 火と戯れる女
ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士