幼い2人の息子の日々の言動を描いたエッセイ。
シリーズ2作目のようだが、
特に前作を読まなくても問題なく理解できる内容。
数コマで構成されたマンガのような絵日記だが、
子供特有の言動とそれに一喜一憂する母の様子が楽しい。
優しさや生意気さを感じる絶妙な子供たちのキャラクターに
「ママはテンパリスト」に似た微笑ましい幸せを感じる。
実際には多大な苦労や疲労を伴うだろうが、
本作は子育ての楽しい部分だけを抜き出したエッセイで、
読んでいて非常に心地よく、ストレスがかからないのがよい。
圧倒的なボリュームもあり、満足度の高い1冊。