突然の交通事故で死んでしまった友人について
わずかに感じた疑問から真相究明に取り組む話。
非常に有名な映画ではあるものの、
すでにそのモチーフがさまざまな作品に利用されているので
今観ても大きな新鮮味は感じられなかった。
ミステリーとしての筋書きについては割と楽しめたが、
全体的に引っ張り気味の展開で
終盤30分になってからやっと全体が動き出すので、
わずか100分ほどの内容ながらテンポが遅く感じた。
映画史に残る傑作として語られる作品なので
映画好きなら観ていて損はないだろうが、
1949年の作品ということもあり、
期待しすぎると肩透かしを食らう部分がある。