大阪の家を出て東京に出てきた姉妹3人が
仕事や恋愛に生きる姿を描いた話。
有名なアメリカの同名作品とはほとんど関係がなく、
女性の社会進出が加速した1960年代の日本を舞台にしている。
高度成長期で大きく社会変化する中、
たくましく生きていく女性たちの様子が目を引く。
次女に思いを寄せる2人の男性が
あまりに見分けがつかなくて混乱するのが残念だが、
三女を演じる吉永小百合があまりに魅力的で見惚れてしまう。
互いに支えつつもサバサバした姉妹の関係が心地よく、
恋愛ものでありながら男女の対等な関係を感じさせてくれる作品。