魔法の能力を持つ一家の中で
ひとりだけ魔法が使えない少女の話。
肩身の狭い思いをするばかりの主人公なので
感情移入するほどストレスを感じるだけだし、
たいして役に立たない能力の家族もいるのに
なぜそんなに迫害されているのかもわからない。
ただでさえキャラクターが多すぎて
それぞれの性格や能力を把握するのが手間な上に、
自分のことしか考えていない人物ばかりで
家族愛をテーマにしているとはとても思えない筋書き。
同じようなやり取りを繰り返す薄っぺらいストーリーを
歌や映像で水増ししているだけでテンポも悪い。
イライラするだけでどこにも魅力が感じられない駄作。