魔法の鉄壺(コルドロン)のありかを見通せる能力を持つために
世界を支配しようとする魔王に狙われるブタと、
そのブタを守ろうとする気弱な少年の話。
肝心のコルドロンの効果がイマイチ不明瞭で、
魔王自身が姿を変えられたものかと思いきや
骸骨兵を作り出したり弱らせたり
魔王を封じ込めたりとよく意味がわからない。
登場キャラクターも妙に多いくせに
あれほど奪い合ったブタは中盤以降ほぼ出てこなくなるなど、
その筋書きがどうにも散漫な印象を受ける。
キャラクターにもストーリーにも魅力がなく、
カタルシスに感じる場面がない作品。