ロシアン・スナイパー

ロシアン・スナイパー（字幕版）

第２次世界大戦で卓越した狙撃術を見せた
リュドミラ・パヴリチェンコを描いたもの。

人並み外れた狙撃手としての活躍を見せてくれるのかと思いきや
戦場以外の場面がやたら多くて期待はずれ。
数百もの狙撃を成功させた腕前は伝わってこないし、
中途半端な恋愛要素もとにかく余計。

せめてキャラクターとしての魅力があれば救われたが、
自分勝手な言動が目につくばかりで感情移入できない。
「スターリングラード」や「アメリカン・スナイパー」には遠く及ばず、
迫力にも説得力にも欠ける駄作だった。