岡山県の本屋で働く女性が
その仕事内容や店内での出来事を描いたエッセイ。
本と本屋が大好きな作者の気持ちが伝わってきて
本好きな読者に共感できる部分が多くて癒される。
また、静かな雰囲気がある書店だが、
力仕事も頭を使う仕事が多いことがよくわかって興味深い。
仕事の大変さや苦労は伝わってくるものの
愚痴や悲観的な描写が一切ないため、
エッセイとしても読みやすくてよい。
ただ、マンガではない解説ページの文字が
やたら小さくて見づらいのは残念。
本屋に立ち寄ることが多い人なら
その裏側を垣間見れて楽しめる1冊。