過激なバイクスタントで人気を集める男性が
悪人を地獄へ送り込むゴースト・ライダーとなる話。
ドクロ姿のダークヒーローが生まれるまでの前置きが長く、
ストーリー的に意味の薄い場面を長々と見せられるのは残念。
恋愛やスタントの要素はもっとあっさりでよかったし、
変身前の人格が妙に軽くて感情移入しにくい。
ゴースト・ライダーに変身してからは映像的な迫力もあって
周囲を燃やしながら圧倒的なパワーを見せてくれるのは痛快だが、
映画としては単純で底が浅い筋書きで
炎を使った演出とバイクのデザインだけで持っている作品。