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シン・レッド・ライン

第2次世界大戦でのガダルカナル島において
日本兵と激戦を繰り広げたアメリカ兵を描いた話。


いつ死んでもおかしくない極限状態の中、
無茶苦茶な命令をする上官に追い立てられて
逃げ場のない兵士たちの様子が強烈。
次々と仲間を失う恐怖を追体験できる。


ただ、戦いのピークを過ぎると急に勢いが落ち、
後半の1時間は緊張感がなくなってかなり退屈だった。
全体で3時間近くもある長編だが、これなら2時間に短縮して
中盤の山場をクライマックスに持ってきた方がよかったように思う。


何に比重を置きたいのかよくわからない作品で、
せっかく俳優陣が豪華なのにもったいない内容だった。

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