東京湾周辺の不審なレイバー襲撃事件を発端に、
違法に生み出された巨大生物の存在が明らかになる話。
シリーズの映画作品としては3作目となるが、
初期OVA系列からもテレビアニメ系列からも独立しており、
事件を捜査する2人の刑事を主人公にしたスピンオフ的な内容。
特車2課の面々もわずかしか登場しないため
過去作品のようなノリやバトルを期待すると肩透かしを喰らうが、
怪物の正体を徐々に突き止めていくパニック映画として観れば
大人向けのシリアスなタッチに仕上がっていて見応えがある。
パトレイバーの世界観を舞台にした単体作品として
これまでのシリーズとは切り離して楽しめる1本。
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