新婚旅行でナイアガラの滝にやってきた夫婦が
同じ宿に泊まる仲の悪い夫婦と出会う話。
愛人のいる女性の企みを軸にした話だが、
ミステリーとしてもサスペンスとしても薄っぺらく、
90分ほどの短編なのにダラダラした内容に思えた。
主人公は単に巻き込まれた一般人なので
ただ災難に遭っただけでかわいそうな限り。
映画としては筋書きがあまりにも単純すぎるし、
かといってアクションやホラーとして
見応えがあるわけでもない。
1953年の作品なので仕方がないのかもしれないが、
あえて今見るような価値は感じなかった。