1978年公開の「ゾンビ(原題:Dawn of the Dead)」をリメイクしたもので、
ゾンビが街にあふれて人々が混乱する中、
市街地からの脱出を試みた者たちが
ショッピングモールに籠城する話。
舞台となる施設が共通なだけで
リメイクということはあまり気にせず
本作単体で楽しむことができるゾンビ映画になっている。
ただ、映像的には割と迫力があるものの、
サバイバルものとしては頭の悪い行動が目立ったり、
1時間40分と短めなのに登場人物が多くて
存在感の薄いキャラクターが目につくのが残念。
安全に脱出するための準備を整えるというのではなく、
無意味に籠城して消耗戦をするばかりの筋書きなので、
とりあえず派手な映像を楽しみたい人向け。
【関連作品のレビュー】
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ゾンビ(1978年公開版)
死霊のえじき