ゾンビの侵入を防ぐための要塞化した都市で
富裕層が豊かで安全な暮らしをする中、
下働きをするグループのリーダーが
仲間に奪われた装甲車を取り返しにいく話。
よくあるゾンビ対人間のサバイバル戦ではなく
世界中にゾンビが蔓延する中で築かれた
大きな格差社会が舞台になっているところが斬新。
また、ゾンビ側にもメインキャラクターがいるなど、
これまでのゾンビ映画とは少し異なる作風になっている。
登場人物が多く、敵対関係がやや複雑だが、
序盤から迫力と緊迫感が続くので退屈しない。
2人の悪役の最後があっけないのは残念だが、
全体的にはまずまず楽しめるアクション映画だった。
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