プロ野球選手の家に空き巣に入った2人組が
留守番電話に吹き込まれたメッセージをきっかけに
トラブルを解決しようと行動していく話。
個性的な登場人物たちによる
間抜けな雰囲気のやり取りが一番の見どころで、
空き巣という犯罪集団でありながら
そのキャラクターが愛らしくて微笑ましい。
舞台化されていたこともあってか、
登場人物の使い方が絶妙でセリフにも無駄がない。
観終わった後にもう1度最初から見直してみると
細かいところまで伏線が散りばめられていることに気づく。
1時間あまりの短い作品だが、
全員がいい味を出していて魅力的だし、
スッキリとした後味のいい良作だった。