地方公務員を9年間勤めた女性が当時の内容をマンガで描いたもの。
定時帰りの楽な仕事でいろいろと優遇されている、などという
公務員のイメージに腹をすえかねて
「実際はこんなに大変な仕事なんだ」と説明した本。
しかし前半を読む限り、公務員の大変な雰囲気は伝わってこず、
公務員の職場風景を少し紹介した程度で、内容が薄い。
筆者の呑気な雰囲気や
ネコと一緒に語るだけのコマの多さなどもあって、
むしろダラけた働きぶりにしか見えないし、
苦労と言っても民間企業でよくあるレベルのものばかり。
「がんばってました」というタイトルとのギャップにイラ立つ人もいるだろう。
マンガとしての魅力に欠けることもあり、
インパクトのあるタイトルの割に中身がなさすぎる本。