凶悪な暴走族のヘッドだった若者が
サラリーマンとして働くことになり、
その荒々しく飾らない言動でトラブルを乗り越えていく話。
サラリーマンを題材にしてはいるが、実質はヤクザマンガであり、
強い者に媚びず、何度でも立ち上がり、筋を通していく展開。
老若男女問わず発揮される
圧倒的なカリスマにより事態を好転させていくという
非現実的すぎる展開ばかりとはいえ、わかりやすくて読みやすい。
テンポが良く、次がどういう流れになるか気になって
どんどん読み進めてしまう。
スッキリした読後感が味わえるので安心して読めるが、
都合がよすぎる結果オーライなストーリーなので
一般的なサラリーマンが
仕事に活かせる教訓を得られるような作品ではない。
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