徹底された効率化で大量生産されるアメリカの食品業界について
圧倒的な力を持つ大企業の実態や、
消費者、農家などのインタビューを交えたドキュメンタリー。
生産元からどうやって食品が流れてくるかを描いた「いのちの食べかた」よりも
アメリカの医療制度問題に切り込んだ「シッコ」の内容に近い。
これまで危険視されてきた問題を改めて取り上げたに過ぎないので
内容としてはそれほど目新しいものはなく、驚きもなかった。
理屈はわかっても費用的、労力的な関係で
普段の食事を激変させるのはなかなか難しい。
見せ方が面白い部分はあったが、
90分以上のドキュメンタリーということで疲労感も感じた。