ホワイトハウスがテロリストに占拠され、
それに巻き込まれた見学客の父親と娘が奮闘する話。
同時期に公開された「エンド・オブ・ホワイトハウス」と非常に似通った筋書きだが、
本作は敵も味方も間抜けな行動が多くてイマイチすぎる。
情報提供した少女が人質になっているというのに
名前と顔を大々的に報道して危険に晒すし、
敵が近くにいるのにデカい声で電話をする主人公。
占拠するときは圧倒的な強さを見せたテロリスト側も
バタバタとあっけなく倒されるばかりで生ぬるい。
大統領を助けるのか人質を助けるのかハッキリしない目的や、
バカ映画に見えてしまうほどあまりにもリアリティのない展開に
どうにも感情移入できず、冷めてしまう内容だった。