漫画家でもある東海林さだおが
食べ物にまつわるいろいろな雑感を書いたエッセイ。
食事、というほど大げさなものでなく
スイカやトウモロコシなどについても
普段思っているこだわりや疑問をつらつらと書いたもの。
ためにもならない非常につまらない話題ばかりだが、
着眼点の面白さや気に入らないものに対する容赦のなさ、
文章の適度な長さもあってダラダラと読むのに向いている。
1994年ということもあって時代的な古さは感じるが、
空いた時間にふと楽しめる軽さをもったエッセイ。
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食後のライスは大盛りで