アメリカンコミック「キック・アス」の続編で、
「キック・アス2」につながる短いエピソードを描いている。
「キック・アス2 プレリュード(前奏曲)」と副題が設定されているが、
実写映画版の続編「キック・アス ジャスティス・フォーエバー」に含まれる要素が
いくつか確認できるため、映画の方を先に観た人にとっては純粋な続編に感じる。
エピソードとして独立していて読みやすいことと、
実写版2に比べてヒット・ガールの活躍に絞った展開なので
今作に関しては実写版よりも気に入った。
犯罪者たちへの容赦ない殺戮行為の描写と
定期的に挿入されるコミカルな要素がなによりの魅力。
実写版2のノリに絶望した人に、再びヒット・ガールの魅力を味わわせてくれる一作。
【関連作品のレビュー】
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