ローマ帝国がヨーロッパを支配していた時代に
家族と引き離された主人公の生き様を描いた話。
1959年公開の古い作品だが、
映画史上に残る名作として語られている。
3時間半を超える長さなので、観るにはそれなりの覚悟が必要。
裕福な暮らしをしていた主人公が一旦没落し、
復讐のためにのし上がっていくのは痛快で、
特に本作の最大の見所でもある後半の戦車競争は
実写の迫力が伝わってくる贅沢な場面。
ただ、要所要所で宗教色の強い作品でもあるため、
そういった部分にピンと来ない人はそこまでの良さを感じないかもしれない。