社会人が関わっていくさまざまなお金について解説したもの。
税金、預金、投資、保険、借金、住宅購入など、
働き出してから関わるあらゆるお金に関して
非常にわかりやすく解説してくれる。
文章が簡潔で無駄がなく、とにかく読みやすい。
ひとつひとつの内容はあっさり目で、
もっと詳しく掘り下げて知りたい場合には
それぞれの専門書を読む方がいいだろうが、
お金に関する予習を短時間で一気に済ませるには最適な入門書。
30歳以降の社会人ならすでに知っている内容も多いだろうが、
給与に伴ういろいろな数値や用語など
常識のひとつとも言える大事なことが説明されているので
20代の人にはぜひ読んでおいて欲しい内容。
こういった経済の基礎知識を身に付けたい人には
合わせて「未成年のうちに聞きたかったお金の話」も薦めたい。