不思議なバッジによって別世界の存在に気づく話。
さまざまな趣向を凝らした映像の迫力は素晴らしいが、
ラスト40分ぐらいまでほとんど意味がわからず、
ただただ全貌が見えない話を見せられるのが非常に辛い。
しかも意味がわかったところで綺麗に伏線がつながる気持ち良さがなく、
非常にありがちな展開に落ち着いてしまう。
最後まで観ても説明不足を感じるところが多く、
結局、フランク・ウォーカーはどういう活躍をしたのか、なぜ追放されたのか、
なぜ他人を拒絶する生活を送っていたのか、
敵の目的はなんだったのか、そのあたりがスッキリしない。
ケイシーはただキャーキャー騒いでいるだけで感情移入しづらいし、
なぜ特別な存在だったのかもわからない。結局ほとんど何もしていない。
期待した割に面白味が感じられなかった残念なデキ。
アテナのかわいさだけで持っている作品。