野武士の集団から村を守るため、百姓が侍を雇って戦いを挑む話。
1954年に公開された黒澤明監督の代表作品のひとつであり、
全編で3時間半ほどもある長編映画。
セリフが聴き取りにくい部分があるので
字幕を表示する方が観やすいかもしれない。
モノクロではあるが、常に緊迫感があり、
今観ても退屈しないエンターテイメントに仕上がっている。
7人の中には存在感の薄い侍もいるが、
それぞれのキャラクターが立っていて感情移入しやすい。
侍の想い、百姓の想いを軸にした人間ドラマや
戦略と戦術を味わえる戦闘シーンなど
さまざまな要素がうまく絡んでいる。
歴史に残る名作として必ず名前の挙がる一作なので
映画好きなら機会を見つけて一度観ておきたい映画。
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