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ヨイコノミライ<全4巻>

典型的なオタクキャラが集まる漫画研究会に
ひとりの少女が絡むことで、それぞれの裏側が見えてくる話。

1巻のあたりの絵はかなりイマイチで、
序盤からキャラクターが多い上に見分けにくいので
最初は誰が誰だかわからずにずいぶん混乱した。
人物紹介や状況説明が下手な部分や、
同じ人物が名字で呼ばれたり名前で呼ばれたりする部分など
内容を把握しづらいところが目につくのは残念。

ただ、巻数が進むにつれて部員それぞれに黒い一面があることが描かれ、
どんどんエグい展開になるのは面白かった。
登場人物は現実によくいるタイプのオタクになっているが、
その痛々しいリアルな様子と心の内面に秘めた想いが
より本作のブラックさを強調してヒリヒリさせられる。

部員間に少しずつ波風が立っていき、
最終巻で一気に内部破壊を起こす展開は
エグい話が好きな人にはたまらないだろう。
げんしけん」と同じ題材ながら対極となる作風で、
世の漫研に対する強烈な皮肉とも言える。

全4巻を一気読みしてこそ面白さが味わえる作品。
ある程度オタクのノリに詳しくて、エグい話が好きな人に。

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