新しく小学2年生に進級した少年の日常を描いた話。
家族やクラスメイトや先生など、
小学校低学年の立場で接するいろいろな人とのやり取りを描いたもの。
英文は割と簡単で、話も全体的に軽めのため、
あまり深刻な気持ちにならずに読み進めることができる。
チャプターごとに中心人物が変わるが
総じて読後感のいいスッキリした気持ちが得られる。
また、ちょっとしたことでも2年生にとっては
非常に大きな出来事に感じる、という描写がリアル。
大きなどんでん返しやインパクトはないが、
テンポよく英文を読み進める練習として悪くない本。