「ゴッドファーザー」シリーズの3作目となり、
前作から20年が経って、マイケルの後継者や
ファミリービジネスの合法化に関わる話。
3時間近くという長さ、登場人物の把握しにくさは相変わらずで
前作までの人間関係を完璧に理解した上で
各場面の状況も的確に把握していけないと話がわからなくなる。
また、バチカンの司教に関わる部分など、
日本人には馴染みの薄い題材が絡むのでよりハードルが高い。
マイケルやヴィトーが上り詰めていく様子が痛快だった1・2作目と違い、
今回は保守的な流れになるため感情移入もしにくかった。
マイケルの年老いた様子に歴史と哀愁は感じるものの、
全体的に盛り上がりに欠けるので、あまり面白味を感じなかった。
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