同名のマンガを実写化したドラマで、音大で指揮者を目指す優等生が
ぐうたらで幼稚な女性と関わっていく話。
濃いキャラクターばかり登場する原作で心配になるところだが、
キャスティングの妙と俳優たちの好演によって見事に再現されている。
特にのだめの雰囲気は素晴らしく、感情移入しやすい。
ピアノを演奏するシーンもうまく撮影しており、
俳優が実際に演奏しているかのように表現されていて気にならない。
クラシック音楽やオーケストラに詳しくなくても問題なく、
音大生たちを主人公にしたコメディドラマとして楽しめる。
不安視されるマンガ実写化ドラマの中で
かなりうまく仕上がっている作品。原作を知らない人にもオススメ。
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