プロ野球選手のシビアな収入面に焦点を当てたマンガ。
先発投手の交代要員として出番を準備する中継ぎ投手を主人公に
選手の実力と年棒がどう関係しているのかを解説していく。
一般の野球マンガにあるような
試合戦略や勝ち負けといった部分は非常にあっさりと描かれ、
選手の価値基準に関してひたすら掘り下げていく。
野球選手が何億もの年棒で契約しているニュースを見かけるが、
それがいかに限られた頂点の話なのか、
いかに不安定でシビアな立場なのかがよくわかる。
野球好きよりも、人材評価やキャリアアップなどに興味がある人向け。