アメリカザリガニがゲームで対戦・協力プレイをする内容。
Vol.1に関しては2枚組で330分(5時間半)収録という
恐ろしい長さになっている。
このタイプの番組として連想するのが「ゲームセンターCX」だが、
そちらと比べるとやはり相当に見劣りする。
アメリカザリガニは2人ともゲームが下手で、
特に柳原はまったくの初心者レベルなのだが、
ゲームセンターCXでの有野のように奇跡を起こすわけでもなく、
面白いツッコミができるわけでもないので、
とにかく2人がただ愚痴を言い合って
下手なゲームをやっている内容になってしまった。
ゲームセンターCXであれば
有野もまったくルールがわからない状態でゲームに触れ、
画面の内容や雰囲気から徐々にゲームのシステムを視聴者とともに理解していくが
本作の場合はそういったことがないため、ゲームのタイトルを聞いただけで
ある程度、どういったタイプのゲームかがわかる人でないと厳しい。
唐突にアメリカザリガニがゲームを始めるので
何をやっているのかわからないと面白くもなんともないからだ。
これは元々「ファミ通 WaveDVD」という
DVD付きのゲーム雑誌に収録された番組だからだろう。
読者たちにとっては周知のゲームばかりなので内容説明が不要なのだ。
Vol.1に関してはさすがに5時間半もあれば笑えるシーンも出てくるが、
観ている時間に対する笑いの頻度はやや低いだろう。
まったく面白くない、というわけではないが、
めちゃくちゃ面白いものでもない、というのが正確な感想だ。
Vol.2、Vol.3、Vol.4とシリーズが進むと、アメザリも慣れてきたのか
全体的に面白くなってくる。初めての人はVol.2から試してもいいかもしれない。