山奥の小屋に出向いた5人の若者が
ある策略によってさまざまな恐怖体験をする話。
キャラクターもストーリーもありきたりで古典的だが、
それが絶妙なパロディになっているところが斬新。
黒幕側の語りが長すぎるのと、
意味ありげに見えて何もない石版は余計だった気もするが、
終盤のエレベーターシーンはものすごい贅沢さで圧巻。
ホラー映画の有名どころを知っている人ほど面白い造りになっており、
ストーリーの妙やどんでん返しを期待するのではなく、
パロディだと割り切ってしまった方が楽しめる作品。