顔に障害があることで周囲から奇異な目で見られ続けてきた少年が
ミドルスクールへと入学する話。
10歳の普通の少年が、顔に負った障害のおかげで
いかに辛い想いをしているか、
慣れてしまうほど嫌な経験を体験しているか、
特別視されないことに価値を感じているかが伝わってくる。
また、彼の身近にいる人物の感情に関しても描かれており、
特に家族がいかに彼のことを想っているかという部分はグッとくる。
読み進めるごとにそれぞれの思惑が見えてくる見事な構成。
ページ数も多く、英語読書としては中級者以上向け。
最初はかなり読みやすいが、姉であるViaの章の入ると
急に難しい単語と文構造になって苦労した。
重い設定ではあるものの、
読み始めた瞬間に魅力的な本であることがわかる傑作。
英語が苦手なら日本語版でぜひ読んで欲しい。
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