楽天株式会社の三木谷社長が
なぜ社内公用語を英語にするという方針を打ち出したのか、
その結果、どんな変化があったのかをまとめたもの。
話題性抜群だった社内公用語英語化だが、
それを決心した理屈が非常に的を射ていて
単なる思いつきではないというところがよくわかる。
かなりの戸惑いがあった社員たちが
どう変化していったのかという部分が興味深い。
また、苦労を伴う英語勉強を社員に指示するだけでなく、
会社として啓蒙活動やサポートにかなり手を入れていることもわかる。
「社内の公用語を英語にする」と聞いたときに
誰もが気になる問題点やデメリットに関して
すべてカバーする形で説明されており、
英語化の方針を疑問視する人はとりあえず読んでみることを勧める。
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