同名のマンガを原作とした実写ドラマで、
金融会社「帝国金融」を舞台に
借金で苦しむさまざまな人を描く。
原作マンガは非常にアクが強く、
この絵に慣れないうちは読みにくくて仕方がないのだが
ドラマは素晴らしくデキがよく、マンガを原作としたものの中では一級品。
弱気でお人よしだが、金のシビアな一面を心得る灰原を主人公を中心に
とにかくキャラクターの立った登場人物ばかり。
そのどれもがハマり役で、「よくぞこの俳優を」と感心するほど。
1話が2時間で完結し、その間に数件の事件が描かれる。
そのテンポの良さやそれぞれのケリの付け方が見事で
借金の怖さや金に対する人々の執着ぶりがきっちりと感じられる。
全話すべてがオススメ。良作。
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