「ダイ・ハード」シリーズの第4弾で、
ライフラインや金融などあらゆるシステムを
ネットワークで制御してしまうテロリストに
マクレーン刑事とオタク青年が立ち向かう話。
主人公の家族についての描写が多少あるものの、
前作までを観ていなくても十分に理解できる内容になっている。
無理にマクレーン刑事を活躍させようとして失敗した2作目、
面白かったのに終盤になって急に雑な仕上がりになった3作目に比べ、
今回は最初から最後まで非常に完成度が高くて楽しめた。
序盤を過ぎるとものすごいテンポの良さで、
かなり派手なシーンにも関わらず
短時間で次の場面へと切り替わっていく贅沢さ。
すべてがコンピューターで制御された現代にとって
起こり得る出来事でもあるし、
犯罪の規模が尋常じゃないので観ていて非常にドキドキした。
この系統の映画で120分を超えると普通は疲れてしまうが、
見せ場の多さと展開の早さで飽きることなく楽しめる。オススメ。
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