日本語学校の教員が外国人に日本語を教える日常をベースに
日本語の意味や使い方を説明するマンガ。
非常に読みやすく、キャラクターにも感情移入しやすい。
外国人がどこかから仕入れてきた、
普通の日本人なら使わないような日本語を話すお約束エピソードから
日本人としても理解が甘い部分までカバーする。
説明が適切なので、似たような言葉の違いなどもしっかりわかる。
もちろん、本来の意味や使い方の上ではルール通りでも
日常生活の中では崩れていることもあるので、
教本というイメージで読むよりも、
単純に日本語にまつわる雑学として楽しむ本。
さっと読めてしまうこともあって、
コストパフォーマンスが低く感じるかもしれない。