レビューブログ【レブログ!】

映画、アニメ、ドラマ、マンガ、書籍、英語読書の感想(ネタバレなし)が6000件以上!


You Can't Smell a Flower with Your Ear!<ペンギンヤングリーダーズLEVEL4>

人間に備わる五感について説明したもの。


視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の5つに関して
その特徴や仕組みを説明していく。
解説は非常にわかりやすいし、
それぞれに身体の構造を確認するための
小さな実験が添えられていて面白い。


どれも常識と言えるものだが、
小学校低学年ぐらいの子供なら楽しめるだろう。
ただし味覚の仕組みだけは
すでに間違いだと判明した古い仮説が載っている。


英語としてはLEVEL4に設定されているが、
文字が小さいだけでLEVEL3とほぼ変わらない印象。
理系に興味がある人ならサクッと読み終えられるだろう。

The Bookstore<1~3巻・ペンギンヤングリーダーズLEVEL2-3>

オバケの本ばかりを扱う町の本屋の話。


第1巻:The Bookstore Ghost
第3巻:The Bookstore Valentine


子供向けの毒のない話なので、
嫌なキャラクターがひとつも出てこず安心して読める。
ほんわかした雰囲気のまま
みんなが幸せになる結末が微笑ましい。


英語も非常に簡単なので
中学レベルが身に付いている人なら
ほとんど引っかからずに読み進められるだろう。

Cork and Fuzz<2~8巻・ペンギンヤングリーダーズLEVEL3>

マスクラットオポッサムの2匹が
いろいろなことに夢中になる話。


第2巻:Short and Tall
第4巻:The Collectors
第6巻:The Babysitters
第7巻:The Swimming Lesson
第8巻:Wait a Minute


2匹とも馴染みのない動物なので
いくら読んでもどっちがどっちなのか把握できないが、
ストーリーとしてはシンプルながらも味わい深くてよい。
毎回、2匹の仲の良さを噛み締められる。


英文としても初心者向けだし、10分ほどで読めるボリューム。
短時間で読み切って英語読書に自信をつけるための本。

Scaredy Squirrel<1~5巻>

怖がりで住処の木から離れようとしないリスの話。


第1巻:Scaredy Squirrel
第2巻:Scaredy Squirrel Makes a Friend
第3巻:Scaredy Squirrel at the Beach
第4巻:Scaredy Squirrel at Night
第5巻:Scaredy Squirrel Has a Birthday Party


子供向けの絵本であっさりと読み終わるが、
リスの生活や行動の描き方がいちいちかわいく、
キャラクターとしての魅力があふれていて楽しい。


英文も簡単で、中学英語レベルの文法がわかれば
知らない英単語を調べるだけで十分に理解できる。
英語をテンポよく読んでいく練習用に。

Good Knight<1~3巻・ペンギンヤングリーダーズLEVEL2-3>

優しい騎士が3匹のドラゴンたちのために奔走する話。


第1巻:Good Night, Good Knight
第2巻:Get Well, Good Knight
第3巻:Happy Birthday, Good Knight


主人公の心優しい言動はいいのだが、
ストーリーとしては単調すぎて面白みがない。
繰り返しが多用されていて中身も薄いし、
山場もオチもないまま終わってしまう印象。


就学前の子供が読むような話なので、
英語学習のためなら
もう少し惹きつけられる内容でないと厳しいだろう。

Pink Snow and Other Weird Weather <ペンギンヤングリーダーズLEVEL3>

世界各地で実際に起きた不思議な天気を紹介したもの。


ストーリー性のある内容かと思いきや、
これまでに実際に起きた奇妙な天気を紹介するものだった。
非現実的な状況が語られた後、
すぐにどういう原因で起きたのかが説明されるので
いろいろな事象をテンポよく読めて面白い。


英語としても中学レベルで十分理解できるので、
簡単なエッセイを読む気持ちで手に取ることができる。

Wagon Train<ペンギンヤングリーダーズLEVEL3>

牛車を引いてアメリカを横断する
開拓者たちの苦労を説明したもの。


ストーリーを表現した小説ではなく
牛車で長距離移動する苦労を説明しただけの本だが、
電車や車がない時代の大変さが伝わってきて
なかなかに面白かった。
荷物を積んだ牛車がどのように利用されていたかがよくわかる。


社会の教科書を英語で読んでいるような印象で、
やや硬めの文章を読む練習になる。
タイトルや表紙はあまり魅力的でないが、
思い切って読んでみると意外にも楽しめるだろう。

Dear Tooth Fairy<ペンギンヤングリーダーズLEVEL3>

なかなか乳歯が抜けない男の子が思い悩む話。


歯の生え変わりを不安に感じる話ではなく、
歯が抜けるのを待ちわびる話なのが新鮮。
クラスメイトと比べて遅れている自分が
いつまでも子供のように感じる気持ちが描かれている。


抜けた歯を枕元に置いておくことで
お金に換えてくれる歯の妖精「Tooth Fairy」の設定は
あまり日本人には馴染みがないものだが、
それをうまく絡めたストーリーが面白い。


ほとんど引っかからずに読める英文ばかりなので
英語読書にチャレンジし始めたばかりの人にちょうどいい難易度。
読後感のいい短編エピソード。

Bad Hair Day<ペンギンヤングリーダーズLEVEL2>

母親に切ってもらった髪の毛がひどい仕上がりになり、
憂鬱な気持ちで美容院に向かう女の子の話。


散髪が失敗した経験は誰にでもあり、
落ち込む気持ちに感情移入してしまう。
暗くて辛い気持ちになる話かと思ったが、
予想外に前向きな明るい筋書きで楽しかった。


英文としても非常に簡単で、
手を止めずにサクサクと5分で読める本。

The Cat in the Hat

退屈な雨の日に帽子をかぶったネコがやってくる話。


家の中をただ猫が散らかして片付けていくだけで
どこに面白みを感じればいいのかわからなかった。
英文としても妙な位置が大文字になっていて読みづらいし、
特に魅力を感じる言い回しもない。


変わった訪問者というだけで楽しめる人ならいいが、
中身がなさすぎるストーリーで退屈に思えた。

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