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PLANET OF THE APES / 猿の惑星

宇宙で調査活動を行っていた男性が
トラブルにより、猿の支配する惑星に不時着する話。


1968年に公開された映画「猿の惑星」を元にした作品だが、
あらゆる点で魅力が失われてしまっていて残念。


猿に支配されている人間たちも十分な知能を持ち合わせており、
惑星外からやってきた主人公の特別感が感じられないこと。
人間に協力してくれる猿人が人道主義すぎて嘘っぽく見えること。
猿人の文化が人間社会と似すぎていて独自性が感じられないこと。
結局、人間と猿が戦争するだけの構図になってしまうこと。
「猿の惑星」のもっとも印象的なシーンに似せた部分が
オリジナルのインパクトに到底及んでいないこと。


わざわざリメイクした割に魅力が感じられず、
オリジナルの完成度の高さを思い知るだけの作品になってしまった。
本作を観るぐらいなら、ぜひ全5作のオリジナル版を観て欲しい。


【関連作品のレビュー】
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続・猿の惑星
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