事故により閉鎖されていたキャンプ場を
再開するために集められたスタッフたちが次々と殺されていく話。
ホラー映画の代表的なシリーズであり、
さまざまな方面への影響やパロディを生んだ作品。
登場人物のキャラクターや人間関係が
あまり伝わってこないのは残念だが、
次々と殺されていくスピード感がある。
殺人鬼から逃げ惑ったり反撃したりする展開かと思いきや、
大半が暗殺に近い殺され方なのが斬新ではある。
マスクを被ったジェイソンのイメージが強い作品だが、
1作目となる本作はもったいぶった造りになっており、
それを活かした終盤の展開はなかなか面白かった。
1980年の作品ということもあって
今となっては古臭さを感じる部分はあるが、
ホラーの王道を生んだ作品として観ておくのも良い。
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