フィンランドの寂れた食堂に訪れた子連れの中国人が
店で提供する料理を手伝っていく話。
田舎の食堂にふらりと立ち寄った中国人が
次々とおいしい料理を作っていき、
それを食べた現地の人々がどんどん満足していくという展開は
観ている方も幸せが感じられて居心地がよかった。
逆に、いろいろと思い悩む終盤間際がイマイチで、
彼らの事情や悩みがノイズになってしまっているため、
ただみんなが料理に舌鼓を打つ前半の方が楽しめた。
もう少し要素を削り、食堂が繁盛する様子を
単純に楽しませてくれた方がよかったように思う。