プレゼントの内容に不満を持った者から
襲われるサンタクロースの話。
子供たちのモラルと信仰の低下により
その活動にかげりがさしたサンタクロースが
荒くれ者として描かれているのは斬新だが、
映画としては単調すぎて見ていられない。
何か起こりそうでなかなか何も始まらないし、
戦いらしい戦いが見れるのは最後の場面だけ。
それも非常に野暮ったい内容で
見どころがひとつもない。敵の規模も小さすぎる。
悪を退治していく爽快感を味わわせてくれるわけでも
サンタクロースの現状をブラックに風刺するわけでもなく、
どういう楽しみ方をさせたかったのかまったくわからない駄作。