大きな地震を起こす雲を封じ込めるため、
各地を巡って扉を閉めていく女子高生の話。
普通の人には見えないミミズが
いきなり視認できるようになったのはともかく、
命をかけて扉を閉めようとするモチベーションや
会ったばかりの青年に対する強い思い入れに
まったく説得力が感じられない。
地震を起こす煙の意味もそれを封印する石も
猫に姿を変える理由も椅子に憑依する意味も
きちんとした説明がされず納得できない。
大災害を起こす深刻な事態を解決したい割に
本筋に無関係なエピソードやキャラクターも多く、
ほのぼのした雰囲気を漂わせる理由もわからない。
ただ映像が綺麗なだけでストーリーはかなり雑だし、
感情移入できる部分が見当たらなかった。